お腹から声を出す

 声優勉強系

 

①お腹で押す場所の確認

 胸の下のところに肋骨があります。その間にみぞおちがあり、奥には横隔膜があります。このみぞおちの部分に、右手の拳を「キューッ」と押し込んでください。左手を右手に重ね、更に負荷をかけます。「うぇっ」となって少し気持ち悪い状態です。

②お腹で押し出す

 ①の気持ち悪さを押し返すイメージで、みぞおちに押し込んだ拳を、お腹で「ポコッ」と押し出します。

 次に、②の「ポコッ」と押し出す瞬間に、口を縦に大きく開けた状態で「ハッ」と短く声を出してみましょう。①の「キューッ」の状態から、お腹を押し出して「ハッ」と声を出す、これを5回ほど繰り返します。

 今度は、「ポコッ」と押し出す瞬間に「はあーーーーー」と長く声を出してみましょう。口を縦に大きく開けるのを忘れずに。これでもう、腹式呼吸が出来ている状態です。