滑舌トレーニング

 声優勉強系

 

①舌のストレッチ

 最初に、舌の動きを円滑にするためにストレッチを行います。

(1)

 口は閉じたまま、舌でぐるりとひとまわり、歯ぐきをなめる。逆回りも同様に。それぞれ3周

(2)

 舌を横にだして、左右に動かす。往復10回

(3)

 舌を思い切り出して、上下に動かす。往復10回

②唇まわりを柔軟にする

 アナウンスやナレーションの直前にも行うウォーミングアップです。

 (1)

 しっかり口を動かして、発音する。少しずつ、速く、長く言えるように。

 パパパパパパパパ…

 ママママママママ…

 タタタタタタタタ…

 カカカカカカカカ…

 ララララララララ…

 (2)

 唇を軽く閉じて、小刻みに振動させる

 プルプルプル…

 ※本番前に行う時は、唇が乾燥しないように気をつけること。

 (3)

 巻き舌。

 (4)

 頬の筋肉を上下させながらマッサージする

 (5)

 冬場の乾燥する時期はリップクリームを塗り、できたらお肌に乳液を!話しやすくなりますよ。

③基本の口の形

 基本となる母音をクリアに発するための口の形を徹底的に体に覚え込ませましょう。

 (あ)

  上下の歯が見えるぐらいに、大きく、丸く口を開ける

 (い)

 口の両端を思い切り横に引っ張る

 (う)

 チューの形で口をすぼめるが、少しゆるめて

 (え)

 いの形から、下唇だけをさげて

 (お)

 あとうの中間程度に口を丸く開ける

 

 鏡を前にして、、「やり過ぎ?」と思うほど極端に口を動かします。顔の筋肉が鍛えられることで、普段は会話における口の動かし方は格段にラクになります

 ④変顔エクササイズ

 顔の筋肉を動かすことで滑舌をよくするための簡単なエクササイズです。

  声を出さなくてもできるので、発声練習に比べれば場所を選ばないかもしれません。

 いちにちのスケジュールに組み込んで、リフレッシュも兼ねての毎日の習慣にしてみてください。

 (1)

 目を見開いて、口の形をきちんと顔に覚え込ませましょう。

 あ→お

 あ→う

 あ→え

 (2)

 目元をゆるめて、笑顔で。けれど口の動きははっきりと。 

 い→う 

 い→え

 あ→え